Friday, March 15, 2013

3 周囲のプロエイジ観


わたしがプロエイジでいこうと決める後押しをしてくれたのは、今の日本の感覚であり、家族、友人達でした。
時には真逆の声が、アラームになり、何かを変えるきっかけになります。

この旅の後に髪を染めない決心をしたわたしは、プロエイジでいることについてのリサーチを始めると同時に、
同じような気持を持って生きている人がどれだけいるのか、探ってみたいと思いました。

わたしは「The Vision Walker」プロジェクトのサイトに「グレイスフリー ゴージャス」というカテゴリーを作り、
四、五十代の過渡期を体験している人たちと、からだとこころの変化など、さまざまな話をしたり、
その会話を録音して、 読んでいただいている方々に紹介し始めました。

外国に住む日本人は、よりプロエイジに意識的に生きているように感じますが、
日本にもわたしと同様にグレイヘアを染めない決心をした友人がいます。
彼女が言いました。
「外国人は肌の色も髪の色も薄い人が多いし、彼らがグレーになってもわたし達ほどの大きな変化ではないと思うの。アジア人の黒髪から白に変わるのは、ほんとうに大きな変化だし、顔の印象や表情が大きく違って見えると思う。」
確かにそうだと思いました。

また、アメリカに住む友人から圧倒的に多かった声は
「アメリカにはグレイヘアのままで生きている人はたくさんいるけど、美しいと感じたり、
振り返って見てしまうような人は、バランスよく生きている。
自然に生きるのと、美しく生きるのは少し違う。グレイヘアやナチュラルな雰囲気も、美しく見える努力が必要。」ということでした。

大人の時を楽しむためには、「あんなふうに年を重ねたい。」と言ってもらえるのも大切なことです。
異性から素敵だと言ってもらうこともまた、大きなエネルギーになります。
テレビや雑誌では見つからない、プロエイジという新しいカテゴリーを作っていくのはわたし達。
ロールモデルはわたし達一人一人という、新しい一歩の始まりです。

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